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感染動向と 加湿、保湿について

今年はどか雪続きで、まるでもう年を越したかのような情景です。水痘、RSウイルスが流行しています。ノロウイルスと思われる嘔吐の患者さんも散見されます。先週、近隣の小学校がインフルエンザAで学級閉鎖になりました。もうすぐ冬休みですが、それまでに小流行があるかもしれません。

保育園保健便り第3弾です。

加湿と保湿 スキンケア

めっきり寒くなりました。喘息や咳・鼻水、のどの痛みを訴える患者さんが増えてきています。空気が乾燥すると、ウイルスの活動が活発になり、また、のどの粘膜の防御機能が低下するため風邪にかかりやすくなります。のどだけではなく鼻粘膜や気管も荒れるため、鼻水や咳が長引くケースがみられます。暖房を使用すると部屋の湿度は、30~40%ぐらいにも低下します。最低でも50%程度を保つように心がけましょう。また寝室にも加湿器などを置くなどの対策すると、のどの痛みで目が覚めるなんてことは防げるかと思います。風邪をひくとお風呂を控えることはないでしょうか?熱が高い・元気がないなどの症状がなければ、逆にお風呂場こそお勧めの場所です。のど・鼻にとってお風呂は湿度100%の天国なのです。
今の時期、もう一つ気になることがあります。それはドライスキン(乾燥肌)です。保育園・幼稚園健診にいくとおよそ半数近くの園児の皮膚は乾燥し白いひっかき傷ができています。実はドライスキンになる割合が多いのは幼児期と老年期です。赤ちゃんはもともと体の中の水分の割合が多く、またしばらくはお母さんからの女性ホルモンの影響もうけており皮脂の分泌が盛んです。乳児湿疹はこれが原因です。乳児期が過ぎると思春期にさしかかるまで皮脂の分泌が少なくなります。思春期になると逆にニキビができますね。40歳過ぎる頃より性ホルモンの低下と共に再びドライスキンが表面化してきます。ドライスキンになると皮膚のバリア機能が弱まります。痒みにより皮膚を掻くことを繰り返す結果慢性湿疹化します。皮膚の感染症(とびひ、水いぼ、水痘など)にもなりやすく、また重症化しやすくなります。夏のように汗もかかずに皮脂の分泌も少ない今の時期には特にスキンケアが重要になるのです。では実際どのようにスキンケアをしてゆけばよいのでしょう。1日2回、夜はお風呂をあがったら速やかに(5分以内)に塗布しお肌の潤い(水分)を閉じ込めておくことが大切です。また、保湿剤の使用量が不十分なこともままあります。使用量の目安としては、最近finger tip unit (FTU)がよく使われています。大人の人差し指の先から第一関節までの長さまで出した量が約0.5gでこれを1FTUと表します。ローションタイプであれば一円玉ぐらいの量が約0.5gです。1FTUで大人の手のひら2枚分の面積を塗ることが出来ます。体幹前面で考えると乳児では1FTU、1~2歳では2FTUI、幼児では3FTUぐらいとお考え下さい。十分塗れたときのイメージとしては、「てかーっとひかるぐらい」「ティッシュペーパーがぺたっとつくぐらい」と考えて下さい。
加湿でのど・鼻の、保湿で皮膚の健康を維持することを再考してみては如何でしょうか?


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